産地によって良い樹種が全く違う

産地によって良い樹種が異なる

神様の贈り物である木は、土・水・光によって育っています。従って一つの産地で全ての樹種が高品質ではないのです。
しかし人間は、環境に関係なく、教育一つで変われる可能性があります。また、結婚という行事を行うことで人間的成長が期待できると思います。
人間以外の動物は、稀に共食いはしますが、それ以上の、同じ種族同士の戦いは決していたしません。人間は、宗教の違い・血縁関係・肌の色・民族間の伝統文化等によって喧嘩(戦争)をします。
木以外のことを書きましたが、それには大きな意味があるのです。
その意味は以下に書きます。

産地によって良い樹種が全く違います。

  1. ナラ材は旭川周辺(大雪山系)が良いとされて来ました。日高地区でも素晴らしい木はありました。北海道内にまんべんなく良質材はありました。
  2. タモ材は釧路方面から陸別方面が良い産地と呼ばれて来ました。
  3. タモ材は帯広方面が良い産地と言われて来ました。
  4. マカバ材は、現在は占冠~富良野にかけて広がる東京大学演習林が良い産地と言われていますが、昔は苫小牧~南東に100キロ位の地域にも特選マカバ材が出材されましたし、帯広地区でも素晴らしいマカバ材が出材されました。
  5. カツラ材は日高山脈の西側(苫小牧~浦河)と東側(大樹町~白糠)が良い産地です。
    ごくまれに陸別地区に見栄えが最高のカツラ材が出材されますが、ここの産地のカツラ材は外観より中身は落ちます。カツラ材は上記樹種の中で最も優良産地が限定されています。勿論東京大学演習林にあるカツラ材は緋カツラでは無く、シラタが深い青カツラです。

1〜5まで説明しましたが、20年程前までは各産地で原木価格の違いは、割とはっきりしていました。
北海道には元々4つの大きな産地がありました。各々の地区で活躍する地元の材木業者が存在しました。しかし優良原木が枯渇するのが見えてきた20年程前から北海道の木材業者の淘汰が始まったのです。

  1. 帯広地区 → 東北海道素材生産協同組合
    幕別に展示場がありました。
  2. 北見地区 → 北見地方木材林産協同組合
    留辺蘂に展示場がありました。
  3. 札幌地区 → 札幌地方木材協同組合
    沼ノ端に展示場がありました。
  4. 旭川地区旭川林産協同組合

上記の内3つの市は現在稼働していません。
唯一、旭川林産協同組合のみ活動しています。北海道のほぼ真ん中にあり、北海道中から原木が集まっています。
しかし昔と違って、良い産地の良い原木はほぼ枯渇している状況です。
現在北海道の市に出品されている全体量の80%は小径原木(40センチ以下)です。42センチ以上の良質材に関しては樹種・荷動きにかかわらず原木価格は高値安定状態です。
※秋口~初冬にかけて東北材が旭川に出品されています。
大変要注意の材です。一見見栄えは良い様に見えますが、中身は良くないです。

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