材木屋は消費者からどう見られているのか

無垢材 床フローリング・階段

消費者から我々はどう見られているのでしょう。
こんなことを真剣に考えたことが無い方がほとんどだと思いいます。
日本人は現在流通革命の中で大波に揉まれている状況ですが、それを紐解くには自己分析が必要だと思います。
自己分析を行うことは、材木屋以外の方達からどんな目線で見られているかを考えることではないでしょうか。

具体的な事例を書きます。最近出会ったお施主様のいきさつです。
お施主さんが「ピンカド材のフローリングを使いたい、階段材も同じく」

お施主様は全ての希望が叶ったから良いと言っていましたが、一つ大事なことが忘れられています。
仮に階段部材の一部に欠点が発生し交換を要求された場合、打つ手がありませんし、将来のリフォームにも対応困難です。
ピンカドは日本国内の場合、フローリング以外は流通量はゼロに近い状況です。
私が考えるプロの材木屋なら、上記のことを承知しているはずです。最低限必要な知識です。
本当のプロの材木業者なら、結果はともかくどういう行動がよりベターなのか。

  1. ピンカドの様な色合いに似た材質のフローリング・階段板を提案する。
  2. ピンカドのフローリングはそのままにして、他の階段材を提案する。

上記のことは、フローリング・階段部材だけの話として小さく判断するから大きな過ちになっているのです。
それが現実無垢材が売れない状況でしょうか。
昔の材木屋は材木が非常に豊富な時代を過ごしたので、言わば材木におんぶされた商いをしていたのでしょう。しかし現在我々が置かれている状況は、そんな甘い状況ではありません。

現状の課題

  1. 世界的な優良材の枯渇
  2. 国内産優良材の枯渇
  3. 輸入先の経済発展に伴う輸出制限処置
  4. 発展途上国の旺盛な木材需要
  5. 高等在庫の減少
  6. 材木屋の在庫機能の低下
  7. 熟練の大工の減少
  8. 熟練の材木屋の減少
  9. 木工業者の激減 
  10. その他の要因

10の項目を上げましたが、まだまだ多くの課題があります。
しかし、それはエンドユーザーから見てただの言い訳にしか映りません。
そんな後ろ向きな考え方より、前向きの行動が必要です。
服部商店は、現在の外部環境に目を背けることなく受け止め、創業以来積み重ねて来たノウハウをベースに、新しい材木屋象の構築に向け、着実に前進して行きます。

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